厚生労働省から、2025(令和7)年度の年金額改定についてお知らせがありました(1月24日公表)。

年金額は、物価変動率や名目手取り賃金変動率に応じて、毎年度改定を行う仕組みとなっています。
2025年度の年金額は、前年の物価の変動率(プラス2.7%)が名目手取り賃金の変動率(プラス2.3%)を上回ったため、名目手取り賃金の変動率(プラス2.3%)を基準として改定されることになりました。
また、マクロ経済スライドによる調整(▲0.4%)が行われ、年金額の改定率は、前年度から1.9%の引き上げになりました。
また、在職老齢年金の計算に用いる「支給停止調整額」についても、名目賃金の変動に応じて改定が行われ、2024年度の50万円から、2025年度は51万円に引き上げとなります。

資料では、2025年度の年金額の例や、5つのパターンを仮定した多様なライフコースに応じた年金額、国民年金保険料についても公表されています。

詳細は下記をご参照ください。

・2025年度の年金額改定について
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000191631_00019.html