厚生労働省から「第378回 労働政策審議会職業安定分科会労働力需給制度部会」の資料が公表されました(1月22日開催)。今回の部会では「同一労働同一賃金部会の開催について」「犯罪実行者の募集への対応について」等の内容が議題となっています。
パートタイム・有期雇用労働法及び労働者派遣法について、非正規雇用労働者に関しては、正社員転換等の支援に更に取り組んでいくことや、非正規雇用労働者の正社員転換の際の受け皿となり得る、多様な正社員や、無期雇用フルタイム労働者にも同一労働同一賃金ガイドラインの考え方を波及させていくことが求められている状況となっています。こうした状況を踏まえ、必要な制度の見直しについて検討を行うため、同一労働同一賃金部会の開催が予定されています。同部会にて改正後パートタイム・有期雇用労働法・労働者派遣法の規定、同一労働同一賃金ガイドライン、非正規雇用労働者に対する支援等について検討が行われる予定です(資料2参照)。
また、犯罪実行者の募集への対応については、職業安定法等を起点とする関係機関等の連携した削除要請の実施、求人メディア等を悪用して行われる「闇バイト募集」の防止・排除、犯罪実⾏者の募集に関する注意喚起及び周知の各取組について説明されています(資料3-2参照)
詳細は下記をご参照ください。
・第378労働政策審議会職業安定分科会労働力需給制度部会 資料|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49012.html