厚生労働省より「2024年版 過労死等防止対策白書」が公表されました。「過労死等防止対策白書」は、過労死等防止対策推進法第6条に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書であり、今回で9回目となります。主な内容は下記です。
- 本年8月2日に閣議決定された「過労死等の防止のための対策に関する大綱」の変更経緯やその内容について報告。
- 医療従事者の精神障害の労災認定事案の分析結果、DX(デジタル・トランスフォーメーション)等先端技術担当者及び芸術・芸能従事者(スタッフ)の働き方の実態等について報告。
- 長時間労働の削減やメンタルヘルス対策、国民に対する啓発など、2023年度の取組を中心とした労働行政機関等の施策の状況について詳細に報告。
- 本年4月1日から時間外労働の上限規制が適用された業種等に係る企業等における長時間労働削減等の働き方改革事例等、過労死等防止対策のための取組事例をコラムとして紹介。
厚生労働省では、「過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会」の実現に向け、引き続き過労死等防止対策に取り組んでいくこととしています。
詳細は下記をご参照ください。
・「令和6年版 過労死等防止対策白書」を公表します|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44199.html