被用者保険(厚生年金保険・健康保険)における課題や対応について、保険局長及び年金局長の招集に

より、関連分野の有識者や労働者・使用者団体等からなる懇談会「第1回 働き方の多様化を踏まえた被

用者保険の適用の在り方に関する懇談会」が2月13日に行われ、その資料が公表されました。

開催の趣旨として、働き方の多様化が進展する中で、労働者にふさわしい保障を実現するとともに、

労働者の働き方の選択に中立的な社会保障制度の構築を進めることが求められていることから、被用者

保険において今後の対応の在り方について検討することとしています(資料1ご参照)。

第1回の議事は「働き方の多様化と被用者保険の適用の現状」となっており、資料にてこれまでの被

者保険の適用拡大に関するこれまでの経緯等がまとめられています。今後は「短時間労働者、個人事業

所に係る被用者保険の適用範囲の在り方」や「複数の事業所で勤務する者、フリーランス、ギグワーカ

ーなど、多様な働き方を踏まえた被用者保険の在り方」を論点として関係団体にヒアリングを行い、本

年の夏頃に議論のとりまとめが行われる予定です。

詳細は下記をご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/nenkin_20240131_00002.html