厚生労働省より、2023年10月13日に開催された「第15回 新しい時代の働き方に関する研究会」の

資料が公表されました。今回の議題は「とりまとめ」となっています。これまでの研究会をふまえて「新

しい時代の働き方に関する研究会 報告書(案)」としてまとめられています。報告書(案)では、4つの

題目「第1 本研究会の契機となった経済社会の変化」「第2 新しい時代に対応するための視点」「第3 新

しい時代に即した労働基準法制の方向性(守り方・支え方)」「第4 未来を担う全ての方へ」のとして研

究会の結果が示されています。第3の「 新しい時代に即した労働基準法制の方向性(守り方・支え方)」

では、変化する経済社会の下でも変わらない考え方を堅持することとしつつ、働く人の選択・希望の反映

が可能な制度、労働基準法制における基本的概念が実情に合っているかの確認、従来と同様の働き方をす

る人が不利にならないように検討すること等が項目ごとにまとめられています。今後は、この報告に基づ

き、本格的な議論が進められる方向です。

詳細は下記をご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35725.html