厚生労働省から「第191回 社会保障審議会医療保険部会」の資料が公表されました(12月26日開催)。議題は「被用者保険の適用拡大及びいわゆる「年収の壁」への対応について」と「入院時の食費について」となっています。
年収の壁への対応である被用者保険の適用拡大の方向性については、年金部会で議論されている年金制度と同様の方向で、被用者保険の適用拡大に取り組むとしています。
入院時の食費の基準については、2024(令和6)年に食材費等が高騰していること等を踏まえて見直しが行われ、1食当たり30円の引き上げの640円から670円に引き上げ(一般所得者の自己負担額は460円から490円)が行われています。今回の見直し案では、食材費等の高騰は更に続いており、医療の一環として提供されるべき食事の質を確保する観点から、1食当たりさらに20円引き上げる案が示されました(資料2の1頁、7~8頁参照)。
詳細は下記をご参照ください。
社会保障審議会医療保険部会資料|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48148.html