協会けんぽ(全国健康保険協会)から「第132回 全国健康保険協会運営委員会(12月2日開催)」の資料が公表されました。今回の議題でも、2025(令和7)年度の保険料率に関するものが中心となっています。
協会の財政構造に大きな変化がない中で、2025年度及びそれ以降の保険料率のあるべき水準については、今後の収支見通しのほか、人口構成の変化や医療費の動向、後期高齢者支援金の増加等を考慮した中長期的な視点を踏まえつつ、どのように考えるかが論点になっています。
支部評議会においては、協会の各支部から、協会の財政の現状や課題、収支の見通し等を踏まえ、2025年度の平均保険料率について下記の意見が集約されています(資料1-3の7頁、資料1-4の1頁)。
□2025年度平均保険料率について
(1)平均保険料10%を維持するべきという支部...36支部
(2)(1)と(3)の両方の意見のある支部...10支部
(3)引き下げるべきという支部...1支部
運営委員会では「できる限り長く、現在の平均保険料率10%を超えないようにしていきたい」としており、支部評議会も同様な意見が多いようです。
詳細は下記をご参照ください。
・資料 | 協会けんぽ | 全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat720/r06/003/241202/