厚生労働省より「賃金比較ツール(2023年度適用版・2024年度適用版)」が更新・公表されました(11
月15日公表)。
派遣労働者の待遇については、派遣労働者の同一労働同一賃金により派遣元事業主には、派遣先均等・均
衡方式(派遣先の通常の労働者との均等・均衡待遇)か労使協定方式(一定の要件を満たす労使協定によ
る待遇)のいずれかを確保することが2020年4月より義務化されています。
このツールは、労使協定方式の対象となる派遣労働者(対象者)の「社内職務」、「地域」、「経験年数/
等級等」、「基本給・賞与等」、「通勤手当」、「退職金」などを入力すると、地域別最低賃金、特定最低賃
金が表示され、最賃割れがないかが確認できるものです。また、使用する承認統計名と公共職業安定所の選択
により所定の項目を入力することにより、自動で対象者に対応する一般賃金が表示されるツールとなっていま
す(Excelによるツール)。
詳細は下記をご参照ください。
・〈賃金比較ツール 2023年度適用版別 2023年11月15日更新〉
・〈賃金比較ツール 2024年度適用版別 2024年11月15日公開〉
・〈作業手順書〉
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000497828.pdf
・〈全体HP〉
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077386_00001.html