厚生労働省より、2023年9月15日に開催の「第60回労働政策審議会雇用環境・均等分科会」の資料が

公表されました。今回の議題の一つとして「仕事と育児・介護の両立支援について」が挙げられています。

仕事と育児・介護の両立支援制度等の見直しについて、子の年齢に応じた両立支援に対するニーズへの

対応として、子が3歳になるまでの両立支援の拡充のため、テレワークを事業主の努力義務に追加すること、

時間勤務制度を講ずることが困難な場合の代替措置にテレワークを追加することなどのテレワークの活用促

進の方針が示されています(資料2ご参照)。

また、介護離職を防止するための仕事と介護の両立支援制度の周知の強化では、両立支援制度を利用しな

いまま介護離職に至る者が多いという現状を踏まえ、介護離職を防止するために、介護の必要性に直面した

労働者に対し必要な制度が選択できるよう労働者の意向を確認すること等の仕組みづくりの必要性が述べら

れています。

詳細は下記をご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35285.html