厚生労働省から、2023年9月5日開催の「第156回 労働政策審議会安全衛生分科会」の資料が公表

されました。今回は3つの議題となっており、(1)(2)について、以下のような変更を行うことが

要綱に盛り込まれています。

(議題)

(1)建設業労働災害防止規程変更案要綱について(諮問)

(2)林業・木材製造業労働災害防止規程変更案要綱について(諮問)

(3)リスクアセスメント対象物健康診断に関するガイドライン案について(報告)

■建設業労働災害防止規程の変更について

〇点検実施者の氏名の記載、一側足場の使用の制限を新設。

〇一人親方等に対し、危険有害な作業である石綿、酸欠等における健康障害防止の措置に係る規定を追記、

変更。

〇石綿障害予防に係る措置として、石綿解体作業の事前調査等に関する規定を追記、変更。

〇化学物質の自律的管理に係るばく露を最小限度にする等の規定を新設。

等。

■林業・木材製造業労働災害防止規程の変更について

〇伐木作業等における危険を防止する観点から、立木に対し、受け口を作る際の方法を明確化。

〇チェーンソーを用いた伐木等作業に関する作業計画作成の規定を新設。また、車両系木材伐出機械等に

よる作業に関する作業計画に、労働災害発生時の関係者への連絡方法、傷病者の搬送方法等の措置を追加。

等。

詳細は下記をご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35027.html