厚生労働省より、新しい時代の働き方に関する研究会 第9回資料が公表されました。この研究会は、新型

コロナウイルス感染症等の影響による生活・行動様式の変容や技術革新による産業構造の転換、新たな働き

方の拡大等を踏まえ、働き方や職業キャリアに関するニーズ等を把握しつつ、新しい時代を見据えた労働基

準関係法制度の課題を整理することを目的として開催されています。

今回の資料は、労働者の働き方・ニーズに関する調査についての中間報告です。分析の対象範囲の回答者

を「正規・非正規社員」と「雇用関係によらない者」に分割し、本資料では会社等に雇われている、正規・

非正規社員のみについて言及されています。「働き方等に関するニーズ等の集計結果」では、以下のテーマ別を

もとに調査結果がまとめられています。

①希望する人事管理の方針(昇進、異動、成果を基にした賃金、雇用安定)

②希望する仕事の裁量(手順、時間配分、勤務場所の裁量)

③希望する将来の働き方、今後の仕事の時間

④1つの企業で⾧く働くことをこれまで以上に重視するか

⑤希望する労働時間制度

⑥リモートワークの希望

⑦今後の健康管理の主体者

⑧今後、仕事よりも仕事以外の生活を大切にするか

⑨労働組合が企業と交渉する際に力を入れてほしいこと

⑩交渉力(対内、対外)

詳細は以下をご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33795.html