産業雇用安定助成金(新型コロナウイルス感染症の影響で事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた事業
主が、在籍型出向により労働者の雇用を維持する場合に、出向元・出向先の双方の事業主に対して助成を行
うもの)について、2022年10月からその支給や助成の対象が拡大されました。
   厚生労働省より、リーフレット「2022年10月1日から産業雇用安定助成金の支給や助成の対象が拡大し
ます」が公表されましたのでお知らせいたします。改正内容は以下です。
●支給期間の延長
現行:最長1年(365日)▶改正後:最長2年(730日)
※延長される期間は、2024年3月31日までです。
●支給対象労働者数の上限撤廃
現行:出向元・出向先ともに最大500人まで▶改正後:出向元事業所に限り上限撤廃(1年度あたり)
●出向復帰後の訓練(off-JT)に対する助成
出向元事業主が、出向から復帰した労働者に対して、出向で新たに得たスキル・経験をブラッシュアップさ
せる訓練(offーJT)を行った際に、訓練に要する経費と訓練期間中の賃金の一部が助成されます。
経費助成:実費(1人あたり上限30万円)
賃金助成:1人1時間あたり900円(上限600時間)

詳細は以下ご参照ください。
・〈産業雇用安定助成金の支給や助成の対象が拡大します〉
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000996385.pdf
・〈全体HP〉
産業雇用安定助成金|厚生労働省 (mhlw.go.jp)