厚生労働省は、高年齢労働者が安心しては職場環境づくりを行う中小企業事業者の取り組みを支援するため、
今年から新たに「エイジフレンドリー補助金」を創設しました。
特に、社会福祉施設、医療保険業、旅館業や飲食店等の接客サービス等では高齢者が就労する際に利用者等と
密に接する業務に高齢者が就労する場合に、新型コロナウィルス感染を予防するため設備や作業の改善が
重要となり、職場環境を改善するために要した費用を補助するというものです。
それが本日から申請の受付が開始されました。
■対象となる事業主
(1) 高年齢労働者(60歳以上)を常時1名以上雇用している
(2) 次のいずれかに該当する事業主であること
種 |
常時使用する労働者数 |
資本金又は |
|
小売業 |
小売業、飲食店、持ち帰り配達飲食サービス業 |
50人以下 |
5,000万円以下 |
サービス業 |
医療・福祉、宿泊業、娯楽業、教育・学習支援業、 情報サービス業、物品賃貸業、 学術研究・専門・技術サービス業など |
100人以下 |
5,000万円以下 |
卸売業 |
卸売業 |
100人以下 |
1億円以下 |
その他の業種 |
製造業、建設業、運輸業、農業、林業、漁業、 金融業、保険業など |
300人以下 |
3億円以下 |
(3) 労働保険及び社会保険に加入している
■対象となる対策
働く高齢者を対象として職場環境を改善するための次の対策に要した費用を補助対象とします。
・身体機能の低下を補う設備・装置の導入
・働く高齢者の健康や体力の状況の把握等
・安全衛生教育
・その他、働く高齢者のための職場環境の改善対策
詳細については、リーフレットをご参照下さい。